先週は、梅雨の戻りか、雨降りで湿度の高い日が続いていたので、エアコンの除湿機能をずっと使っていました。
今、私の部屋についているエアコンの除湿機能は「弱冷房除湿」となっています。これは、部屋の湿度を下げるために、エアコン内に取り込んだ室内空気の温度を下げ、空気中の水蒸気を液体の水に凝縮させて、水蒸気量を減らした空気を部屋の中に戻す方式です。除湿の過程で空気の温度を下げるため、冷房と同様の効果があります。
一方、エアコン内で水蒸気量を減らした空気を、室温に温めなおしてから部屋に戻す「再熱除湿」という方式もあります。こちらは、部屋の温度が必要以上に下がりすぎることを防いでくれるため、室温自体はそこまで高くないんだけれど、湿度が高くて不快に感じる梅雨の時期などに役立つ機能です。
安価なエアコンの除湿は大体「弱冷房除湿」だと思います。そこそこ高めのエアコンを買うと、「再熱除湿」で除湿してくれたり、除湿モ「弱冷房除湿」を使うか「再熱除湿」を使うか切り替えられたりします。それぞれの違いを知っていれば、湿度だけ下げたいとき・室温も一緒に下げたいときで、使い分けできるのが良いですね。
私が住んでいるマンションは、そこまで高級な物件でもありませんし、備え付けのエアコンは当然のように「弱冷房除湿」固定です(^^; とはいえ、最近の夏場の気候を見ていると、湿度だけが高い梅雨の時期は一瞬で、大体はじめじめ蒸して気温も高い時期が長いように思いますので、除湿と同時に室温を下げられる「弱冷房除湿」があれば十分なのかも。除湿後の空気を再熱しない分、リーズナブルだという話もあります。
いずれにせよ、夜間もエアコンを稼働させていないと寝辛い時期になってきました。ムシムシするなかで無理やり寝ても、結局眠りが浅かったり、十分疲れがとれなかったりしますからね。地球環境に対する影響度合いは分かりませんが、少なくとも電気代がかかる点については、健康維持のための必要コストだと思って、潔くエアコンを使う方がよいと思っています。