こんばんは、mulfunctionです。
祖父の通夜を終えて、ホテルに帰ってきました。
受付として、来式された方々の芳名を記帳して頂き、御香典を預かる仕事をしました。家族葬でしたが親族以外にも、祖父と同じマンションにお住まいの方や、私の叔父さんの会社の方々などがお見えになりました。
控え室前には祖父の生前の写真を流すビデオがあり、未就学児だった頃の自分もチラホラと写っていて、とても懐かしい気持ちになりました。
お盆の忙しい時期ということで、初七日を合わせて行う略式の葬儀となりました。焼香も簡易的に行われました。
斎場に泊まる祖母や父、叔父夫婦と、近くのホテルを取った私達家族の他は、遠方から車で来ていたこともあり、軽く食事をした後、お帰りになりました。
私は祖母の隣に座って、食事のサポートやお話をしました。祖母も齢八十を越え、初めは私が誰だか覚えていないようでしたが、会話をするうちに、徐々に記憶が戻ってきたようでした。本名を告げるより、昔の愛称を名乗った方が、よく分かるようでした。
御棺に横たわる祖父の顔は、死化粧が施され、皆口々に眠っているようだと言っていました。ただ、1分くらいじっと向き合っていると、パッと目が開きそうに見えて、微動だにしないことに震えを感じました。ただ寝ているのとは違うというのが、はっきり分かりました。
もともと生き死にについては日頃から色々考えている性質なのですが、今回眠りについた祖父と対面して、死ぬということについて、改めて考えが進んだように感じました。今日の記憶を忘れないようにしながら、またよく考えていきたいと思います。
それでは、また。
/mulfunction