こんばんは、mulfunctionです。
今朝は通勤途中に急な大雨が降ってきました。コーヒーを購入するため行きがけのコンビニに寄ったのですが、入店時は全く晴れていたのに、コンビニから出るときには土砂降りになっていて驚きました。本当に急な雨だったので、傘を持っておらず、バス停や歩道橋の下などで雨宿りしている人がちらほらいました。幸い、ものの数分で雨は止みました。どうせ降るなら、短時間でドサッと降ってくれる方がありがたいですね。なるべく朝方の出社前に降ってほしいです。
今日は、昼食時にアメリカ人の友人と会話をしました。彼は最近、クラウドソーシングについて調べているとのこと。IT業界など、仕事を外部委託するアウトソーシングはメジャーですが、システムエンジニアのような特定の職業人・組織に限らず、不特定多数の人に仕事を委託すること、またはそのようなサービスをクラウドソーシングと言います。
クラウドソーシングを実施するに当たり、仕事を請け負った人が本当に適任なのかどうか、審査する方法が問題になるでしょう。また、仕事のクオリティに応じて報酬も適切に設定されるべきだと思いますが、作業を細分化し、各々別の人に割り振るような場合、部分ごとの出来栄えをどう評価していくのかが難しそうです。
このあたりの問題こそ、機械学習で上手く自動最適化できないかなと思います。仕事を適切に割り振り、全体として大きな仕事を進めていくマネージャーの存在は、どんな業種においても非常に重要なポジションだと思います。メンタル管理的なところまで含めれば、まだまだ人間のマネージャーも必要だと思いますが、仕事の進め方や成果の評価、また個人の資質を分類するなどの作業は、機械にもできるのではないかと。
AIに自分の仕事が管理されるかも、というと一昔前のSF映画のような世界観で、ネガティブな印象をもたれるかもしれません。しかし、そもそも現在のジョブマッチングのシステムが成功しているかと言うと、そうでもないのではないでしょうか。自分の性格と仕事内容がアンマッチだと感じながら働いている人は少なからずいるように観察されますし、現状の働き方にもネガティブなところはあるのではないかと。
適材適所という言葉は言うは易しの代表例みたいな標語ですが、AIがサポートに入ることで、各人の資質に合わせたよりよいジョブマッチングができる可能性はあると思います。二昔前ならば、あなたは魚屋、あなたは傘屋というように、多くの人が専門的スキルを生かした職人として働いていたように、細分化された仕事のなかで、より自分の強みを発揮できるのではないでしょうか。
もちろん、今述べたようなことが現実化するためには様々ハードルがあることは承知ですが、けっこうよりよい未来像なのではないかと、個人的には感じています。クラウドソーシングが、今後どのように定着していくのか楽しみです。
それでは、また。
/mulfunction