プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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1人で楽しむタイプのオタク

こんばんは,ゴドーです.


楽しいことがあったとき,それを共有したい人と,自分一人で楽しみたい人の2通りがいると思います.

これは,全ての人が2通りに分類されるという訳ではなく,同じ人でも場合によっては前者,場合によっては後者と,同じ人の中に同居しているのではないかと.

例えば前回の記事に書いた通り,僕はゲームに関してはみんなで一緒に遊びたい共有派ですが,小説やマンガなどは,割と自分一人で楽しみたい派です.


僕は荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのファンですが,ジョジョについて誰かと語り合ったり,知らない人に布教したいとはあまり思いません.

ジョジョの良さについて,自分だけが自分なりの感性で分かっていればそれで満足で,他の人にそれを伝える意味を感じないのです.

割と過激派のオタクなので,一時期は作者の荒木先生よりもジョジョのことを分かっていると思っていたりもしました(笑)

ちなみに,シリーズの中では第4部と第2部が好きです.


一方,2000年代中頃に『涼宮ハルヒの憂鬱』というライトノベルと,それを原作にしたアニメが流行ったときは,同じ部活の友人たちと同人誌を回し読みしたり,"ハルヒダンス”*1を一緒に練習したりしていました.

でもそれは仲間内だけのことで,それ以外のところで同作品の話をしたり,ダンスを披露したりというのはしませんでした.

結構オープンに,グループの外にまで共有の和を広げるタイプの人もいますが,僕はどちらかというと,内側に閉じたタイプみたいです.

だからこそ,稀にゲームなどで人と繋がると一層楽しく感じているのかもしれませんね.


僕はあまり共感を重視しないタイプのオタクですが,周りの人に良いものを広めようとする人も,当然ですが,別に悪くないと思います.

ただ,自分が好きなものをアピールするために,単純に別のものを貶すのだけはよろしくありませんね.

比較というのは便利な説明方法ですが,好きなもの以外を貶めて好きなものの価値を高めようとするのは,たとえロジックが通っていたとしても,品位がない行為だと思います.


ところで,この記事を書くにあたって『涼宮ハルヒ』を検索したら,なんと5年ぶりに短編が公開されるとの情報を見つけました.

rocketnews24.com

新作が発表されるというのは,やはり嬉しいものですね.

この調子でひとつ,『氷菓』シリーズの最新作もよろしくお願いします.


それでは,また.

/ゴドー

*1:アニメのEDでキャラクター達が踊っていたダンスのこと.