こんばんは,ゴドーです.
昨夜は晴れていて,満月がよく見えました.
空に登った満月はとても大きく見えますが,あれは周囲に大きさを比較できるものがないために大きく見えているらしいですね.
昨日も試してみましたが,実際には腕を伸ばして持った5円玉の穴に収まってしまう程のサイズです.
大きさというのは絶対量で測れるものですが,僕たち人間が感じる大きさは,必ずしも絶対量通りではないということですね.
むしろ,周囲との相対的な比較で大きさを感じているのかもしれません.
他の感覚や感情についても,量そのものより変化,微分を感じているような傾向があると思いますし,根っこが同じなのかもしれません.
ところで,僕は強い近視で,度の強い眼鏡を普段は使っているのですが,時々度数の小さいコンタクトレンズを使うことがあります.
すると,度数が下がった分,周囲のものが大きく見えるんですよね.
食べものは同じ値段で大きく見えてなんだかお得感があるし,500円玉など一回り大きくいよいよ金貨感があります.
こういう経験をすると,普段感じている大きさが絶対的なものではないことが分かって,とてもおもしろいです.
それでは,また.
/ゴドー