こんばんは,ゴドーです。
今日は伝統太極拳のレッスン日でした。
今回から上級編へとレッスンが進み,新しい動きの習得や,より細かい部分への練習が始まりました。
伝統太極拳のひとつの特徴は,どの瞬間も前後左右全ての方向からの外力に対して強い状態をキープし続けることです。
武術によっては,敢えて体勢を特定の方向に崩すなどして,そちらにいる相手に大きな力を掛けるものがありますが,伝統太極拳は周囲に複数の相手がいることを想定しており,どの方向にも対応できる形を大切にしています。
上級編に入って,左右の腕で別々の方向に払うなど,高度な技が入ってきました。
左右別々の方向に対して強い形を取るためには,今まで以上に全身の個々の筋肉をうまく使っていく必要がありそうです。
例えば,今日練習した技では,腰を左に返すことで左腕に力を伝える一方で,左脚後ろのハムストリングの力を右腕につなげる必要がありました。
左右はもちろん,表裏の筋肉も使い分けなければいけないということですね。
背中やハムストリングといった裏側の筋肉を利用することについては,まだまだ研究の余地がありそうなので,今後も引き続き練習に取り組みたいと思っています。
それでは,また。
/ゴドー