こんばんは,ゴドーです。
先々週の太極拳の稽古で,肩甲骨周りのストレッチを教えてもらい,それから暇を見つけてストレッチしています。
大きく柔軟性が変わったといったようなことはまだありませんが,現在の肩甲骨の状態が徐々に感じ取れるようになってきました。
ストレッチによって肩周りの筋肉に刺激を与え続けたので,脳と筋肉を繋ぐ神経回路が育ってきたのかもしれません。
もともとは回路が繋がっていた部分でも,常に同じ姿勢を取り続けるなどしていると徐々に筋肉が固まってきて,神経回路も詰まってきてしまうような気がします。
今回の肩甲骨周りの筋肉で言うと,肩甲骨周りがひとかたまりのブロックのようにしか感じられなくなってしまい,細かい可動ができなくなっていました。
しかし,ストレッチを続けて筋肉に刺激を与え続けると,枯れた水路に水が流れ始めるように,徐々に回路が復活して意識が行き届くようになっていきます。
周囲のものを見て感じるものにせよ,自分の身体感覚にせよ,物理的には同じものを見て同じような身体をもっていたとしても,そこから読み取る情報量には大きな個人差がありそうです。
たとえば,芸術に秀でた人というのは,僕と同じ風景を見たとしても,そこからより多くの情動を感じているのではないでしょうか。
世の中についても自分の身体についても,もっともっと感受性を高めていきたいと感じています。
それでは,また。
/ゴドー