プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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残酷について思うこと

こんばんは,ゴドーです。


いつも22時には寝ようと思っているのですが,昨日はつい夜更かしをしてしまいました。

夜更かしをした原因は『シグルイ』を読み返したら止まらなくなってしまったこと。

やはり,いつ読み返してもパワーのあるマンガだなぁと感じます。


表紙を見るだけでも,『シグルイ』の世界観が伝わってきますね。

シグルイ」は「死狂い」なわけで,ディープかつダークな世界です。

何巻かの解説で「残酷を描いた」ということが書かれていましたが,まさに「残酷」という言葉がピッタリです。

とてもではないですが,この世界に行ってみたいとは思いませんね(笑)


一方で,この残酷な話に惹かれてしまうのも事実。

「残酷」の反対で「のほほん」「おだやか」な話も悪くはないですが,やはり飽きがきてしまいます。

物語には多少の毒があったほうが面白いのは間違いありませんね。


また更に見方を変えると,『シグルイ』で出てくる「残酷」は形を変えて現実社会にもあるのかぁと思ってみたり。

普段の生活ではたまたま目にしていなかったり,気付こうとしていないだけで,世間や世界を見渡してみれば,きっと「残酷」は存在しているのでしょう。

そういうものに気づき,よりよく変えていきたいですね。


いろいろ考えさせられる『シグルイ』ですが,原作小説『駿河城御前試合』や同小説を原作とした『シグルイ』以外のマンガなど,また別の展開があるようですね。

こちらも是非,読んでみたいと思っています。


それでは,また。

/ゴドー