こんばんは,ゴドーです。
いつも22時には寝ようと思っているのですが,昨日はつい夜更かしをしてしまいました。
夜更かしをした原因は『シグルイ』を読み返したら止まらなくなってしまったこと。
やはり,いつ読み返してもパワーのあるマンガだなぁと感じます。
- 作者: 山口貴由,南條範夫
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2013/09/13
- メディア: Kindle版
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表紙を見るだけでも,『シグルイ』の世界観が伝わってきますね。
「シグルイ」は「死狂い」なわけで,ディープかつダークな世界です。
何巻かの解説で「残酷を描いた」ということが書かれていましたが,まさに「残酷」という言葉がピッタリです。
とてもではないですが,この世界に行ってみたいとは思いませんね(笑)
一方で,この残酷な話に惹かれてしまうのも事実。
「残酷」の反対で「のほほん」「おだやか」な話も悪くはないですが,やはり飽きがきてしまいます。
物語には多少の毒があったほうが面白いのは間違いありませんね。
また更に見方を変えると,『シグルイ』で出てくる「残酷」は形を変えて現実社会にもあるのかぁと思ってみたり。
普段の生活ではたまたま目にしていなかったり,気付こうとしていないだけで,世間や世界を見渡してみれば,きっと「残酷」は存在しているのでしょう。
そういうものに気づき,よりよく変えていきたいですね。
いろいろ考えさせられる『シグルイ』ですが,原作小説『駿河城御前試合』や同小説を原作とした『シグルイ』以外のマンガなど,また別の展開があるようですね。
こちらも是非,読んでみたいと思っています。
それでは,また。
/ゴドー