こんばんは,ゴドーです。
以前の記事にも書きましたが,職場の同期と関数解析の自主ゼミを始めることにしました。
本当は初回を今週にする予定が,メンバーの都合で流れたので,来週からスタートすることになります。
ちなみに使っている教科書は黒田成俊著の『関数解析』。
全12章なので,月一回ペースでちょうど1年かけて教科書1冊を終える予定です。
- 作者: 黒田成俊
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1980/11/01
- メディア: 単行本
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それと並行して,多様体の勉強も始めることにしました。
こちらも輪読形式の自主ゼミで,教科書は松本幸夫著の『多様体の基礎』。
こちらは全6章なので,2月に一回ペースで進めて年内に終わらせる予定です。
- 作者: 松本幸夫
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1988/09/22
- メディア: 単行本
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独学に対する自主ゼミのメリットは,複数人で議論することで難しい教科書も理解しやすくなるという利点もありますが,一番大きいのは担当を決めて進めるという社会的制約によって挫折しにくくなることにあると思っています。
本当は制約なしにやるべきことをただ進めていければ一番なのですが,現実にはなかなか難しい。
動機づけを自分で制御できない場所(この場合は他者)に置くことで,却って自分をコントロールしようとしているわけですね。
そう考えると,非常にメタで高度な取り組みといえるでしょう(言い過ぎ?)。
自主ゼミと並行して統計学の勉強は独習で進めていますが,遅くとも今月中には1冊目の教科書『統計学入門』を終わらせる予定です。
現在第5章まで進んでいますが,少しペースが落ち気味なので頑張りたいと思います。
…とこのように,取り組みや目標を外にアウトプットするのもよい制約となるわけですね。
それでは,また。
/ゴドー