こんばんは,ゴドーです。
今日は日中,非常に暑かったですね。
慌てて扇風機を物置から出しました。
日が沈むとまだまだ涼しいものの,近年の猛暑を思い出す一日でしたね。
それはさておき文章の話。
仕事中やこのブログなど,日本語を書く機会は多いですが,なるべく簡潔に文章を作ることを意識しています。
特に気を付けているのは,不要な言葉を挟まないこと。
例えば「~など」という表現は,必要なときだけ使うことを心がけています。
文章のリズムとして,とりあえず「など」を挟みたくなってしまう場面があります。
しかし,わざわぜ「など」でボカす必要がない場面は,「など」を取った方が簡潔だし,主張が明確になるでしょう。
逆に,必ずしも断言できない場面では「など」を入れた方がよいかも。
他に注意したいのは「~のような」ですね。
便利な比喩表現なので日常会話でも乱用されがちですが,こちらも意味ある場面で使わなければなりません。
僕は元々,話している内容に自信がないとき,「ような」を使って誤魔化す悪癖がありました。
それを,大学の研究室で,先生に何度も指摘されたことが。
例えば実験結果について「定常状態のようになっています」などと答えると,「その"ような”はどういう意味? 定常状態ではないということか?」などと突っ込まれるのです。
このおかげで,口癖になっていた「ような」の乱用を控えて,断言できるところと自信がないところを明確にして話せるようになりました。
日常会話ではここまで意識しなくとも十分意図が伝わると思いますが,正確性が求められる議論や,話し方のニュアンスが伝わらない書き言葉などでは,ひとつひとつの表現をよく吟味することが必要ではないでしょうか。
それでは,また。
/ゴドー