こんばんは,ゴドーです。
近くの病院を探すとき,Google検索で出てくるレビューを参考にすることがあります。
レストランの口コミのように件数が多いわけではありませんが,大体の雰囲気は掴めますね。
ポジティブな口コミばかりならば良いですが,ネガティブな投稿もそれなりにある場合はどうするか。
ブレが大きい病院は避けるのも一手ですが,コメントの内容を読んでみるというのも悪くありません。
レビュアーが良いと思っている点や悪いと感じた点が,自分の価値観にとってどうなのかを判断して,感性が近いレビュアーの評価を信じればよいでしょう。
地域のレビューでは,しばしば同じひとが複数の施設に対してレビューをしていることもありますね。
もし,様々なレビュー情報の中から,自分の価値観に近いレビュアーが見つかれば,その人の評価を信じていけば,かなりハッピーになれそうです。
とはいえ,あらゆる施設に対してレビューをしているひとはそうそういなさそう。
ここはより統計的に,自分の感性に近いひと達のグループを,機械的に検出してもらいたいところです。
例えば,様々な施設を利用する度に,その施設に対する評価を入力していきます。
そのようなデータが多数集まれば,大規模データの中から各自の価値観に近いグループをクラスタリングして,満足度が高くなりそうな施設を特定できたりしないでしょうか。
「あなたと同じようなひとは〇〇を良いと言っています」ということですね。
Amazonなどで「この商品を買ったひとは〇〇も買っています」のようなサジェストが出てくることもありますが,どうもイマイチ。
大体同じような商品をオススメしてくるので,わざわざオススメされる意義が薄いように感じます。
僕が期待しているのは,本を買ったら日用品を勧めてくるようなシステム。
自分の潜在的な趣向をプロファイリングして,もっと先回りしてオススメしてほしいと思います。
技術的な困難さもありそうですが,実現すればマーケティングに大きな力を発揮しそうですし,利用するユーザ側にとってもありがたいでしょう。
敏腕秘書のようなAIアシスタントが登場する日を楽しみにしています。
それでは,また。
/ゴドー