こんばんは,ゴドーです。
今日は実験結果の描画アプリを作る作業が1日の大半を占めました。
これまでは同種のアプリを作るのに Windows Form アプリケーションで開発していましたが,今回初めて WPF アプリケーションにチャレンジ。
MVVM パターンという概念に慣れるにはまだ少し掛かりそうです。
なにぶん,初めての取り組みなので,基本は Google 検索しまくりながらの作業になります。
まだ慣れていないのもありますし,なかなか自分がやりたいことに合致する情報を見つけることができず,かなり時間を費やしました。
最終的になんとかやりたいことができるまで,かなりの回り道をしましたね。
回り道した分は,終わってから振り返ってみれば,まあ無駄だったわけです。
色々勉強になることもあるので,全てが無意味だとまではいいませんが,できることならばストレートに目的地まで辿り着きたかったもの。
どうして余計な脇道に入って時間を費やしてしまうのでしょうか?
思うに,原因のひとつは,本当にやりたい目的があやふやになっていることではないかと。
「Aを実現したい」→「Bという技術が使えそうだ」→「Bで使われているCという部分がわからない」→「Cで使われているDという部分がわからない」→…というように,問題がどんどん細分化し,具体的になっていくにつれ,何をやっているのか自分でわからなくなってしまいます。
問題が具体化するというのは必ずしもいいことではなく,同様の先行例を見つけづらくなるということでもあります。
本来ならば使えるコードを見つけてさっさとコピペで乗り越えたいところが,問題のスコープを狭めてしまったため,なかなか該当するコードが見つからずに,時間ばかりが費やされていく訳ですね。
調べども調べども問題が解決しないとき。
「今考えている問題は本当に解きたい問題なのか?」「そもそもの目的に立ち返れば,他の方法でも実現できるのではないか?」と,思考の抽象度を上げてみるのがよさそうです。
それでは,また。
/ゴドー