こんばんは,ゴドーです。
9月が終わり,いよいよ明日から消費税10%になりますね。
合わせて軽減税率も導入されますが,これがなかなか運用が複雑。
しばらくはトラブルの元になるかもしれませんね。
もしくは,複雑ゆえに多くの人が分からないままで,かえって苦情も起こらないかも?
増税対策として,キャッシュレス決済手段に対するポイント還元事業も始まりますね。
対象の店舗でキャッスレス決済を選べば,2%ないし5%のポイント還元がつくというもの。
これによって,実質的に増税分がキャンセルされるということですね。
日常的にほとんど電子マネー決済しかしない自分にとっては,非常にありがたい話です。
経産省のアプリを使えば,ポイント還元に対応している店舗を検索できるようで。
早速ダウンロードして試してみましたが,正直に言ってかなり使い勝手が悪く。
ポイント還元対象の店舗を表すピンが立つのですが,背景が白地図なので,どのエリアを見ているのか分かりづらいです。
ピンをタッチするまで店舗名が分からないのも不便。
背景がGoogle Mapなので,場所は普通に分かります。
しかし,スマホ版と同様に,ピンをクリックしないと店舗名が分からないようで,やはり不便ですね。
あと,店舗の検索は画面に表示されている領域の一部しか検索されていないようなのですが,検索範囲がよく分からないのも不満。
ところで,軽減税率のややこしいところは,外食と持ち帰りで税率が変わるところ。
このせいで,コンビニのイートインコーナーが問題になっていましたね。
店舗内で食べれば外食扱いで10%の消費税ですが,持ち帰りを選択すれば軽減税率が適用されて8%で済むというわけで。
これに対して,各コンビニは上手い対応をしていますね。
近所のコンビニでは,基本的に全て持ち帰り扱いで,8%の税率を適用すると。
ただ,イートインを利用する際は「イートイン利用」と申告するように張り紙されていました。
これは行動経済学的にも非常に上手い対応だと言えるでしょう。
基本的に張り紙をしても殆どの人は気がつかないので,例えイートイン利用だとしても,申告忘れ扱いで8%税率が適用されるでしょう。
ほとんどの店員はイートイン利用を見つけてもわざわざ10%税率ですと問い詰めたりしないでしょうし,客も税率が勝手に軽減されていて嬉しい,と。
これが逆だと面倒なことに。
基本的に10%税率にして,持ち帰りの申告があったときのみ8%税率ということにすると,申告忘れが客にとって損になります。
申告した・しないなど,後からクレームのもとになりそうな気配がプンプンと。
現場の運用を考えたら,今の対応がベターであることは間違いありませんね。
久々の増税で,明日からの世間の反応がどうなるか,興味深く思っています。
それでは,また。
/ゴドー