こんばんは,ゴドーです。
最近,アドラー心理学を知りました。
きっかけは『嫌われる勇気』という本を読んだこと。
新聞の書籍紹介欄にこの本が紹介されており。
Amazonのレビューを見てみると,なんと2,000レビュー以上付いており,ほとんどが高評価。
- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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作中でも語られていますが,アドラー心理学は心理学というより哲学っぽいですね。
それも,非常に実用を考えられた哲学だと思います。
語られている言葉自体は容易*2である一方で,実践するのは確かに難しい。
ですが,幸福とか生き方について何か考えてみる,その足がかりとして非常によいものではないかと。
あとがきの言葉を借りれば,アドラー心理学は,誰にとっても何らかのヒントが得られる「共同採掘場」ですね。
その考え方は,個人的には非常に得心がいくというか,自分の価値観とか,これまでボンヤリと考えていたことに近い内容もあり,大いに共感しました。
あとは,認知心理学とか脳科学とか,その辺りのジャンルの本を読んだときに得た知見と,なんとなーくリンクする部分があって,そういった発見もおもしろかったり。
しかしなにより,本のクライマックス部分は,思わず目頭が熱くなるほど幸せを感じる内容でした。
なんというか,こういったことを考えていた人がいるということが分かっただけで,大いな幸せを感じるといった感じ。
読了後,同じ著者の本を続けて2冊読みました。
著者の岸見先生以外のアドラー本はまだ読んでいませんが,少なくともこの先生の本はとてもおもしろいですね。
ちなみに,『嫌われる勇気』とその続刊の『幸せになる勇気』で岸見先生と共著している古賀さんの方は,ほぼ日関係で既に知っていました(そこからこの本に興味をもったというのもあります)。
NHK「100分de名著」ブックス アドラー 人生の意味の心理学―変われない? 変わりたくない?
- 作者: 岸見一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2018/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/26
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アドラー心理学は,実践を念頭に置いた心理学であり,人によっては自己啓発系と捉えることもできそうですね。
読んで得た考え方を元に,自分でもいろいろと考えを膨らませ,さっそく実践していきたいと思います。
それでは,また。
/ゴドー
嫌われる勇気+幸せになる勇気 「勇気二部作」特装版BOXセット
- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/11/21
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