こんばんは,ゴドーです。
数日前のニュースですが,納豆を食べると死亡リスクが下がるという記事が出ていましたね。
ほんまかいな感の強い話ですが,とりあえず情報ソースを探してみると,国立がんセンターのニュースリリースだったのですね。
ネットニュース等では結果だけしか書いていませんが,国立がんセンターのHP上ではもう少し詳しい解説や論文自体も参照することができます。
サンプルサイズが92,915となかなかに大きく感じますが,死亡に関わるリスクはそれこそ無数にありそうだし,納豆(というか発酵性大豆食品)で死亡率が下がると有意に主張できるのはスゴイなあと。
論文はまだちゃんと読めていないのですが,HP上では注釈として,除去できていない要因がある可能性や,食生活のアンケートは1度しか取っていない旨が記されているので,この辺りに突っ込みどころがあるかもしれません。
特に後者ついては,被験者が中高年であり,15年ほどの実験期間中に食生活が変わっている可能性は大いにありそう*1。
本当は統計処理のところをしっかり追って判断したいところですが,勉強が足りず完全に理解できていません。
「論文化しているし,ニュースリリースで多くの人(特に専門家)の目に触れているのだから,それなりに信頼に足る情報だろう」との状況証拠的な判断はできますが,どうせならば自分で納得できるようになりたいもの。
やっぱり,統計はちゃんとやっておかねばなりませんね。
夏の統計検定を受けるつもりだし,ぼちぼち勉強を始めます。
それでは,また。
/ゴドー
*1:全く卑近な例ですが,自分の両親も昔に比べてだいぶ食事が変わりました。