こんばんは,ゴドーです。
日に日に感染者数や死亡者数が増えており,インパクトがあるのは理解できます。
近所の薬局ではマスクが売り切れており,影響力を感じます。
感染症について自分はプロでもなんでもないので,信頼できそうなソースをあたるしかありません。
中国やWHO,厚生労働省の発表は一次情報に近く参考になります。
とはいえ,出てくる数字だけを見ていても,それをどう解釈すればよいのかはやはり分からない。
そこで,必然的に専門家の意見を参照することになります。
ここで問題になるのが,専門家の意見が必ずしも一致していないということ。
それは当然といえば当然で,状況が不明瞭な部分もあるので,どうしても予測にブレが生じるのは避けられません。
さらに,客観的に参照できる数字であっても,その解釈には専門家自身の信念がバイアスとして乗ってくるはず。
このような状況のなか,特定の専門家の意見にオールインするのか,複数の意見を複合的に解釈するのか,よく分からないので何も行動しないのか。
自分なりの方針を決めるためにも,それぞれの専門家の意見をどのように評価するべきか,素人ながらに見極める必要がありますね。
疫学に限らず,様々な専門領域の話を解釈するためにも,学術的な共通言語を習得しておく必要がありそうです。
具体的には,統計学やリスク・コミュニケーションなどでしょうか。
ヒトがもつバイアスを把握するための心理学や認知科学も必要かもしれません。
こういった横断的な知識が現代的なリベラルアーツとして求められているのだと思います。
それでは,また。
/ゴドー