こんばんは,ゴドーです。
東日本大震災から9年。
もうそんなに時が経ったのかと思うばかりです。
実際の時間と,体感的な時間とでは,大きなギャップがありますね。
幸いなことに,身近で被害にあったひとはいませんでしたが,自分自身は被災生活を過ごしました。
あのときはちょうど,部活の合宿で千葉の九十九里浜にいたのですね。
海岸線から数百メートルという絶景の宿だったのですが,初日の練習開始直後に大きな揺れが。
慌てて練習場から外に避難しましたが,木は揺れているし,犬はパニックで吠えまくっているし,地面は割れるしで大変でした。
それから津波がくるということで,みんなでバスに乗り込み,丘にある公民館のようなところへ避難しました。
潮が引き,避難所から出たのは数日後。
まだ寒い3月のこと,電力がなく暖房もない初日の夜は辛かった。
避難所から出た後,帰るまでの時間で宿の後片付けを手伝い。
粉々に割れた食器に気を付けながら食堂から椅子を出し,寝室からは泥に塗れた畳を運び出しました。
あれからあの宿がどうなったのか知りませんが,半年後くらいにお礼の手紙が届きましたし,皆さん今も元気で過ごされていることを祈ります。
それでは,また。
/ゴドー