こんばんは,ゴドーです。
先週末の結婚式二次会には,マジシャンの方がゲストに来ており,テーブルマジックを披露してくれました。
実は自分は,マジックを見るのが大好き。
どのくらい好きかというと,わざわざマジックショーに足を運ぶほどではありませんが,学園祭でマジックをやっていたら最優先で見るくらいに好きです。
マジックにタネも仕掛けもあることは分かっていますが,見ている間はそれらを探ってやろうとは一切考えないようにしています。
ただただ純粋に「すげーすげー」とマジックを楽しむと。
トリックを知ることでむしろ面白くなるものもありますが*1,マジックの場合は結果の不思議さを楽しむコンテンツなので,常に「※トリックがあります」の注釈を浮かべながら見ても面白くないのではと思います*2。
なお,余談ですが,自分は推理小説もあまり推理せず読む質です。
気持ちよく「すげーすげー」と楽しむためにも,作り手側には自然な演出を期待したいですね。
観客が盛り上がるまでの誘導は,観客の熱狂とは裏腹に,冷静に計算されたものであってほしい。
「こうすれば面白がるだろう」という意図が入ることを無粋だと感じるひともいるかもしれませんが,個人的にはその意図が露骨に現れすぎていなければ,むしろ作り手のプロフェッショナル意識として大切なものだと思います。
作り手側の意図というのは,言い換えると表現のことであって,どう自然に表現するかというのはプロの技術ではないかと*3。
作り手側が技を存分に発揮し,受け手側が気持ちよく対価を払える,そんな関係性であってほしいですね。
それでは,また。
/ゴドー