こんばんは,ゴドーです。
ふと思い立って『それでも町は廻っている』を読み返しました。
学生時代に好きだった漫画ですが,そういえば最終巻まで読んでいなかったなと。
今日何年か越しに完結まで読みましたが,やはり完成度が高い作品ですね。
エピローグまでとてもよかった。
作者の石黒先生はすごいですね。
画力はもちろんのこと,話の構成力も高いし,日常描写・ギャグからミステリー的まで裾野が広い。
あと,日常会話の自然さが群を抜いているような気がします。
日常特有の変な言い回しや,ふと口をついてでるしょうもない発言がとてもリアル。
作者の世間人に対する理解度が半端なく高いのだと思います。
コミック的な設定がいっぱいなのに,キャラ立ちが自然なため,その存在がとてもリアルに感じるのですよね。
『それ町』を読んでいたら,またなにかミステリーを読みたくなってきました。
積本の中からなにか探してこようかな。
それでは,また。
/ゴドー