こんばんは,ゴドーです。
ジャンプ+で連載開始した『ゲーミングお嬢様』が話題になっていました。
ゲーマー界隈,特に格闘ゲーム界隈のあるあるネタを「お嬢様」というキーワードで丁寧にゴリ押しした感じ。
まあ,乱暴に言ってしまえば「マッチョ」と「お嬢様」は白米並みに何にでも合うのですよね。
格ゲーをやりこんでいるわけではない自分ですが,とてもおもしろかったです。
毎週火曜日更新ということで,さっそく来週が楽しみになりました。
ちらほらと「専門用語が分からない」といった評価もあったみたいですね。
ネタが分からないからツマラナイ,というのは自分にはあまりない感覚なので,結構意外でした。
元ネタや意味が分からないものを,漫画等のメディアを通じて学んでいくのがむしろ自然だと思っているので。
たとえば,子供の頃読んでいたコロコロコミックの漫画でも,しばしば幼少期には理解できなかったネタが登場しました。
長期連載漫画の古い巻を中古で買ったりすると,一世代前の時事ネタが出てきたりして,まあ分かるわけがない。
それでもなんとなく笑いどころを理解して,だんだんと学習していくのですよね。
その結果,たとえば野球漫画で出てきた「不動の4番」というフレーズを幼稚園に入る前から覚えていたりしました。
使われている言葉やネタが分からないからおもしろくないという人にとっては,定番ネタばかりのコミックが最上なのでしょうか?
もしそうだとすると,「こういうことがおもしろいことだ」というプロトコルに沿っておもしろがっているだけではないのかという気がしてきます。
おもしろさを説明するというのは「寒い行為」だと個人的に思うのですが,プロトコル派の人は,いちいちネタのおもしろさを学んでからでないとおもしろく感じないのかな。
僕には,もっと根源的に,なんだか分からないけどおもしろいという感覚があるように思えるのですが。
まあ,あれこれ言いましたけど,『ゲーミングお嬢様』おもしろいということです。
来週以降も,ぜひこの勢いを維持してがんばってほしいですね。
それでは,また。
/ゴドー