プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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うちの親はいつかマイナンバーカードを作るのか

こんばんは,ゴドーです。


実家のテーブルに確定申告関係の書類が置いてありました。

パートで働き始めた母親のものだったようです。

父親も自分も会社勤めで,確定申告は会社側でやってくれているため,実際の書類を見るのは初めて。

慣れた人にとってはなんてことないのかもしれませんが,母親はなかなか苦労しそうです。


マイナンバーカードを持っていれば,確定申告も楽にできるのでしょうか?

e-Taxシステムの使い勝手は知りませんが,普通に考えたら役所へ出向いてやり取りするよりオンラインで完結する方が楽なのは間違いなく。

親はまだマイナンバーカードを作っていないようですが,今後のサービス拡充も告知されていますし,そのうち作るのでしょうか。


誤解してはいけないのは,物理的なカードそれ自体がマイナンバー制度の本質ではないということ。

あくまで個人に紐づく情報をマイナンバーに集約するのが主題であって,カードはサービス提供のためのツールに過ぎません。

運用面や今の技術から考えればICカードを利用するのは自然なように思いますが,将来的にはもっと直接的な方法に置き換えてほしいとも思います。


というのは,現状は個人を同定するためにカードと暗証番号を使っていますが,これらはあくまで個人の代替であって,カードと暗証番号自体が個人ではないよなと思ったりするのです。

例えばこれが生体認証ならばまだ個人っぽいと感じます。

現時点ではSFですが,脳波で認証できるならば,それが一番個人そのものかもしれません。

思考や身体の反応こそが,我々がある人をその人だと判断する材料になっているはずですから。


マイナンバーカードの話から大きく逸れましたが,運転免許証や健康保険証の機能を統合していくとのことで,とても楽しみにしています。

どうせ同じカード入れに収納しているので,荷物が軽くなるのは率直に喜ばしい。

マイナポイント事業のように,マイナンバー普及に向けて色々施策が打たれていますが,何より大切なのは「マイナンバーがあると便利」と国民に思わせることでしょうね。

実際,効率化と簡便化のためにマイナンバーを導入したはずで,そこが実感できないことには幾らポイント還元されても意味がありません。

Suicaだって導入当時は及び腰だった人も多かったでしょうが,今では紙の切符を利用している人の方が珍しくなりましたし,一度便利さを味わってしまえば,もう以前に戻りたいとは思わないでしょう。

今後の施策に期待しています。


それでは,また。

/ゴドー