こんばんは,ゴドーです。
Gigazineでおもしろい記事を読んだのでメモ。
認知と思想の関連性を調査したところ,過激な思想をもつ人物は複雑な認知タスクをこなすのが苦手であったと。
分かりやすい結論を求めるため,極論めいたイデオロギーに飛びついてしまうということでしょうか。
また,保守派か革新派かでも認知機能に差があったというのはおもしろいところ。
論文に書かれた範疇を超えますが,身に付けた認知機能に応じてイデオロギーが固まっていくとも言えるし,ある種のイデオロギーに染まっていると認知機能が固定化していくということもあるかもしれませんね。
思想がある程度クラス分類できている以上,思想と認知の相補的な関係性があっても不思議ではないかと。
年を重ねれば重ねるほど,世の中がいかに複雑か実感しますね。
ある程度,定式化できる部分もあるにはあるけど,大多数は例外的で混沌としています。
このなんだか分からない複雑系を,複雑なまま捉えようとする姿勢こそが,中庸の精神には必要なのかもしれません。
それでは,また。
/ゴドー