こんばんは,ゴドーです。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」を観ました。
シン・エヴァンゲリオン劇場版を観て感動したこともあり,とても楽しみにしていました。
ドキュメンタリーとして撮られることを承諾した理由として,制作背景を見せることで映画本編に興味を持ってもらうためと庵野監督は仰っていました。
モノ自体だけではなく,それが作られたストーリーも含めて商品と見なされる時代なので,監督の意見は非常に的を得ているし,とても正直ですね。
実際,エヴァの映画を観ていない人にとっても,映画を観てみたくなるような構成になっていたかと思います。
物事には何でも終りがくるものですが,25年も掛けたものを終わらせるというのは,いったいどんな気分なのか。
その気持ちが直接語られることはなく,ただその瞬間の映像を観ただけですが,やはり感じ入るものがありましたね。
あの映画が,比喩でなく正に命を削って創られたものだったということがよく分かりました。
映画を視聴済みの自分から観ても非常に素晴らしい時間でした。
なんならもう一度視聴しに行きたくなったくらいで,そういう意味では番組の広報としての効果は抜群でしたね。
やはり「エヴァンゲリオン」というのは特別なアニメーションなのだと,改めて実感できました。
それでは,また。
/ゴドー