こんばんは,ゴドーです。
『英語の品格』を読みました。
海外から戻ってきた同僚に教えてもらった1冊。
半分以上は表現集といった感じだったのでとりあえず流し読みでしたが,なかなか面白かったですね。
よく「英語はストレートに表現する」などと言われますが,著者に言わせると全くの間違いであると。
相手と状況に応じて婉曲表現を使い分けるところは日本語と全く同じ考え方なのですね。
ただ,上下関係で表現を変える日本と違い,平等の思想があるアメリカでは誰に対しても丁寧で対等な表現を心がけるのだとか。
例えば「室内では靴を脱いでください」とお願いするにも,Youを主語にするのではなくOur rule/policyから始めることで万人に課せられたルールであることを示すなど,実に興味深い話が盛りだくさんでした。
表現の貧困さから無礼や幼稚な人間であると思われないためにも,実践的な勉強をする必要がありますね。
それでは,また。
/ゴドー