こんばんは,ゴドーです。
ダイエットのために食事や運動に気を使っている自分。
減量法について色々と調べていたところ,よく噛んで食事する効果についての最新研究を見つけました。
代謝カロリー量から消費カロリー量を引いた分だけ痩せていくので,消費カロリーを増やすのと同時に代謝カロリー量を増やすのもダイエットでは重要。
ここで,食後の栄養吸収に伴って起こる代謝のことを食事誘発性体熱産生(DIT)といい,総代謝量の約10%に当たるそうです*1。
DITを増やすことでダイエットの効果が増えるということですね。
このDITは咀嚼によって増えることが先行研究で知られていましたが,先述の新しい研究では,飲み込む際の食塊サイズによらずDITが増えることを示したとのことです。
たしかに,咀嚼後にDITが増えることが分かっているとしても,咀嚼そのものによる効果なのか,それとも飲み込む食塊が小さくなる効果なのかが分かりません。
そこで当該研究では,固形物の代わりに飲料物を咀嚼させることで,DITが有意に増加することを確かめたとのことでした。
DITの増加は飲み込む食塊サイズによらず,飲料物を噛むことでも誘発されるということで,咀嚼という動作自体がDIT増加につながるというのは面白いもの。
どのような機序でDITが増加するのかはまだ仮説段階とのことですが,ダイエッターとしては噛めば代謝が増えるという実験事実があればとりあえずOKですし,今すぐ実践できる習慣なので意識して行いたいですん。
それでは,また。
/ゴドー
*1:ここに脚注を書きます 身体活動とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット(厚生労働省)