こんばんは、ゴドーです。
先週は京都と大阪に旅行してきました。
全国旅行支援のおかげでお得に旅行できましたが、府によってクーポン券の発行方法が異なるのが意外でした。
京都府は1枚1,000円の紙クーポン券。
お釣りが出ないので、もれなく使おうと思ったら1,000円単位よりも少し多めに買い物して追加料金が必要です。
一方、大阪府はQRコードが描かれた紙が渡され、RegionPayアプリを利用したおおさかPayというローカル電子マネーを使った支払いが可能でした。
1日あたり3,000円分の電子マネーがアプリにチャージされ、支払いはアプリに表示されたQRコードを読み込んでもらうだけなので手軽。
高齢者にも分かりやすそうなのは京都府で、コストや手軽さは大阪府に分があるでしょうか。
どちらもそれぞれメリットはあるので、難しいところですね。
個人的な意見としては、やや運用が複雑になりますが、基本的にはコストが安い電子決済手段を使ってもらって、不慣れな人にはアナログな例外対応をするというのがよいかと思います。
その点、大阪府のクーポンは電子マネーにチャージする以外に店舗側で紙に描かれたQRを読み込むことでも決済可能になっていたので、ある程度はインクルーシブだったかもしれません*1。
複数施策の組み合わせまで考えれば、どの運用がベストなのかはなかなか難しい問題ではありますが、各自治体がそれぞれ検討していることが伝わってきて、なかなか興味深かったです。
それでは、また。
/ゴドー
*1:1,000円単位の紙クーポンに比べて、使い勝手は落ちてはいますが。