こんばんは、ゴドーです。
近所を歩いていたら、ストレッチジムの宣伝看板が目に入りました。
「4になる前に」って何だ!? と思ったら、下図の4段階目を指しているのですね。
内容的には非常に参考になるし、人目を引き付ける可能性があるという意味ではいい看板なのかもしれませんが、図のキャプションとしては、もっとダイレクトにしてほしいところ。
たとえばこの図であれば、4の指示語である「炎症・痛み」をそのまま取り出して、「炎症・痛みになる前に」と書いた方が分かりやすそうです。
さらに、この看板はストレッチジムの宣伝であることを考えれば、「筋肉をほぐして炎症予防」とか「痛み予防にストレッチを」辺りがキーメッセージでしょうか。
キャプションをここまでダイレクトにすれば説明の趣旨が一目で分かりますし、図や文章をより簡潔にまとめることができそうです。
繰り返しになりますが、あえて直接的な表現を外して衆目を集める広告技術もありそうなので、ストレートなメッセージが必ず正解というわけではありません。
ただ、街角の広告で通行人がちゃんと見てくれるとは限らないことを考えると、身体の痛みを気にしている人にパッと届く文言にした方が効果が高いような気がしますね。
内容について理解が深いであろう研究者同士の専門的な場におけるプレゼンですら、1スライド1メッセージの原則が教育される昨今。
「何を伝えるか」だけでなく「どう伝えるか」まで含めて、リテラシー教育として広がっていけばいいですね。
それでは、また。
/ゴドー