こんばんは、ゴドーです。
勉強会に向けて『エビデンスの社会学』を読み返し、資料にまとめています。
なるべく要点を抑えて、分かりやすい内容にしようとしているのですが、そもそも本書の内容をすべて脳内に展開できているわけではなく。
ストーリーを考え、本文にあたって誤謬がないか確認し…という作業を何度も繰り返しています。
まずは本一冊の内容をちゃんと理解してから資料化にあたるべきだという意見もあるかもしれません。
ただ、たとえ一般向けに書かれた本であるとはいえ、そもそも社会学の専門家が博士論文を元に書き上げられた本書を、素人である自分が著者と同じレベルまで理解するには、あまりに前提知識に差がありすぎるでしょう。
なので、完全に理解できるまで待つには時間が掛かりすぎ、説明を試みながら理解を進めるしかなかったのでした。
ただ、唯一の道でしかなかったとはいえ、この勉強方法はむしろ効率がよかったと感じています。
というのも、誰かに説明するつもりで資料を作っていると、自然に自分の理解があやふやなところが浮き彫りになり、どこを再読すればよいか明らかになったから。
逆説的ではありますが、分からないと感じるものほど、自分の言葉で説明しようと試みるのが有効かもしれません。
それでは、また。
/ゴドー