こんばんは、ゴドーです。
科研費を使って研究している関係で研究倫理教育を受けました。
今年度は新たに文科省が作成した映像教材を観たのですが、これがなかなかよくできていました。
プロの演者さんを使っているようで、演技がお上手。
またシナリオも非常にありえそうなところを突いていました。
人間関係のしがらみやプレッシャーから、徐々に不正に手を染めてしまう流れが特に秀逸で。
その先には破滅しか待っていないのを感じさせ、観ているこっちまで心苦しくなってしまいました。
どこでどうすればよかったのか”回答”を明示するのではなく、あえて登場人物の行動に不備が見えやすいようにして、視聴した側に考えさせるような作りになっているのが教材としてよくできていますね。
また、准教授偏と学生編に分けて、それぞれの立場ごとに事情があり、相互理解が妨げられている様子を描写しているのも素晴らしい。
いい映像コンテンツだったので、広く研究者教育に使えばいいのではないかと思いました。
それでは、また。
/ゴドー