プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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その主語は1人称か3人称か

こんばんは、ゴドーです。


よく「パソコンが何もしていないのに壊れた」などと言いますが、「壊れた」と「壊した」は大きな違い。

主語がパソコンか人間かによって、対処が変わってきますので。


「パソコンが壊れた」であれば、勝手に壊れないようにハード的もしくはソフト的な対策が必要でしょう。

一方、「人間が壊した」のであれば、人間の行動をコントロールしない限り、同じ問題が再発する可能性があります。

適切な対処をするためには現象を正しく捉える必要があり、主語が1人称なのか3人称なのか正確にする必要がありますね。


主語の明確化は責任の所在を明らかにすることでもあります。

責任を逃れたいという気持ちから、しばしば1人称であるべきところを3人称で報告する場面もあるかもしれません。

その心理も分からなくもないですが、本質的に問題を解決したかったら、やはり主語を正直に答えるべきでしょう。


それでは、また。

/ゴドー