こんばんは、後藤です。今日は、山形旅行の話を書きたいと思います。
土曜の朝に東京駅を出発して、山形新幹線で山形駅へ向かいました。山が新幹線に乗ったのは今回が初めて。最初、山形へ向かう「つばめ」と仙台へ向かう「はやぶさ」が連結していることに気が付かず、仙台行きの自由席から山形行きの自由席へ、16車両分ホームを大移動する羽目になりました^^;
山形駅に着いたとき、まだお昼には早い時間だったので、駅から徒歩10分ほどの距離にある霞城公園へ行ってみました。元々山形城跡だったものが、住民のためのスポーツ公園となり、今は歴史公園へ作り変えている最中だったようです。
案内人の気さくなおじさんに伺ったところ、山形城はコロコロ城主が変わったため、歴史資料に乏しく、歴代城主の中でも最も有名な最上義光を盛り立てているとのことです。
春には10種類もの桜が咲き誇り、非常に見ごたえがあるそうです。
山形駅に戻り、お昼を食べた後、仙山線で山寺へ向かいました。山寺はその名の通り、山の上にお寺が建立されており、かの松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の句を詠んだと言われていることでも有名な名勝です。
本殿までの登山道は石段で1,000段ほどですが、2、300段ごとにちょっとした名勝があり、休憩もできるので、それほど苦労せずに登ることができました。この日は霧雨が降っており、湿度はかなり高かったものの、時折涼しい風が吹いて、最後まで体調を崩すことなく登り切ることができました。
本殿に差し掛かることには霧雨も弱まって日が差し、山下の山寺駅や田畑、道路などが一望できて、非常に素晴らしい景色でした。
本殿近くでゆっくりと休み、ちょうど3時間ほどで下山してきました。仙山線は1時間に1本くらいしか走らないので、帰りの時刻を調べておくことが重要です。
登山中に降っていた霧雨も弱まり、少し日が差し始めていたことで、山寺駅に向かう途中に、虹を見ることができました。風光明媚な山麓と虹を見ることができて、とてもラッキーでした。
山形駅に戻り、駅前の居酒屋で芋煮鍋やだし豆腐、玉こんにゃくといった名産品を地酒と共にいただきました。お腹いっぱいホロ酔いで、山寺詣での心地よい疲労感もあり、1日めの宿泊地である新庄まで山形線でうとうと揺られながら移動し、宿に着くとすぐに眠ってしまいました。
山と田畑の緑に囲まれ、非常に気持ち良い山形旅行1日目でした。次回は、2日目以降に観光した、最上川舟下り、加茂水族館、湯田川温泉の話を書きたいと思います。