こんばんは,ゴドーです。
今日の記事タイトルはアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」における主人公ルルーシュの台詞*1。
第1話に出てくる台詞ですが,ルルーシュのキャラクター性を表している人気の高い台詞ですね。
アニメを通しで観ることがなかなかない自分ですが,「コードギアス」は最後までコンプリートしたお気に入りの作品です。
コードギアスは文字通り撃つか撃たれるかのハードな世界ではありますが,このルルーシュの台詞は僕たちの日常生活にも適用できると思っています。
例えば,笑いを取るために誰かを「いじる」というのがありますね?
いち関西人として昔から思っているのは「いじっていいのはいじられる覚悟のある奴だけだ」ということです。
いじられるというのは,いわば道化役になることで場に笑いをもたらす行為です。
自分が多少みっともない姿を晒したとしても,みんなの笑顔に繋がるならよしとする態度なわけであり,ある意味非常に高尚な精神だと思うわけです。
対して,他人を一方的にいじるばかりで,いざ自分がいじられると反発して不機嫌になるひとが時々いますね。
そういうひとに限って自分は笑いを分かっている面白い人間だと思っていたり。
個人的には,こういうタイプが一番”さむい”と思います。
いつだったか,「銃を撃つフリをしたら関西人はリアクションを本当に取るのか?」みたいな番組をTVで観ました。
TV的なやらせか,はたまた成功例だけを編集したのかどうか分かりませんが,登場した関西人はみんな,「バン!」と指鉄砲で撃つ真似をしたら,胸を抑えて苦しむリアクションをしていましたね。
それ自体はよいのですが,番組の構成が関西人をおもしろ生物みたいに扱っているようで,あまりいい気分ではありませんでしたね。
おもしろ生物みたいなひとは実際にいるので,扱い自体が悪いわけではないのですが,一方的にリアクションを取らせるだけで,自分たちは笑いを生産していない番組側がつまらないと感じました。
指鉄砲を撃つフリをして相手にリアクションを取らせるのであれば,自分が撃たれたときに同様のリアクションを取れるひとであってほしいものです。
まさに「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」ということですね。
笑いに対して解説するのも変な話ですが,こういう作法というか,一種の挟持を分からずに下手くそなフリをするひとが時たま見受けられるので,持論を述べてみました。
ルルーシュのこの台詞は「いじり」以外のいろいろな場面に適用できる考え方だと思うので,心に留めておくとよいかと思います。
それでは,また。
/ゴドー
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*1:更なる元ネタがあるかもしれませんが。