こんばんは、ゴドーです。
昨日は結婚記念日で、ちょっと高級なディナーをいただきました。
普段の食事とは、食材から調理法から場の空気感とか、全てが異なるセカイ。
味覚と嗅覚、食感と、自分のもっている基準では全く測れない不思議な体験でした。
たとえば味。
当然ながら、普段食べているものとは複雑さが違いますね。
なにげなく振りかけられている塩ひとつとっても、最初から最後まで味が変わっていき、ちょっとした三重奏を聴いているような感じ。
おそらく科学的に合成された食卓塩とは違い、含まれている分子の配合や組成が複雑なのかなと想像しています。
体験としては、美術鑑賞に近いイメージでしょうか。
自然言語では表現が難しく、また自分の中にある基準では測れない複雑な感覚を、なんとか理解しようという作業。
複雑な情報を処理するのに頭がフル回転していて、食事をしているだけなのにとても疲労しました。
毎日が毎日こういう食事だと続かなさそうですが、自分の世界を拡げるためにも、記念日にはちょっといい食事をとりたいものです。
それでは、また。
/ゴドー