プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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COVID-19による経済的被害

こんばんは,ゴドーです。


連日,新型コロナウィルスCOVID-19のニュースが流れてきますね。

日々状況が変化していることもあり,またそのインパクトから,連日トップニュースになるのも当然といえば当然で。

あまり過度にパニックなるのはどうかと思いますが,少なくとも夜ふかしないだとか手洗いを厳密にするだとかの対策は大切ですね。


ところで,来月に参加予定だった学会がコロナウイルス警戒で中止になりました。

昨年末からそれなりに時間を使って色々準備してきたので,仕方がないこととはいえ中止は残念です。

学会後にこっそり観光しようと宿をとっていたのですが,こちらもキャンセル。

キャンセル料をまるまる損してしまいました。。


同様のイベント自粛や旅行・宿泊の中止は日本中で起こっているのでしょう。

実際,今週イベント会社のひとに会う機会があったのですが,最近はもっぱらキャンセル処理の対応に追われているとのことでした。

特にインバウンドのキャンセル処理で,返金処理やキャンセル料の引き落とし処理が失敗するケースが多いらしく,カード会社にいちいち連絡をとって対処しているため,非常に時間がかかるのだとか。

朝から夜19時くらいまでずっとキャンセル対処をしていて,それからようやく本来の仕事を始めていると言っていましたね。

ただでさえキャンセル続きで売上が落ちるであろうなか,本来の仕事も禄に進められないとなると,いよいよ大問題です。


京都等も観光客が異様に少ないとのニュースもありますね。

実際,旅行客やイベント客に支えられているサービス業はかなり苦しいことでしょう。

メーカーも中国の工場からパーツが届かずに生産が滞っているとの報道も。

多くの業種で売上が落ちることで,あらゆる購買行動の規模が縮小し,業績悪化や倒産,不景気が広がっていくように思えてなりません。


COVID-19による経済的損失の予測に関して,情報収集を医療的な情報中心にしていたこともあり,まだあまり情報を得られていません。

もちろん生命に関する問題は最優先なのですが,命はあっても会社が倒産したら非常に困るわけで,経済的な問題も全く無視できません。

僕も早速ホテルのキャンセル料として数千円を失う経済的損失を被りましたが,日本中が自粛することによるリスクは比べ物にならないでしょう。

かつての昭和天皇崩御の際に日本中が自粛ムードになって経済悪化したとのことですが,同様の事態が起こる恐れを感じています。

なにより厄介なのはCOVID-19は実体があって,感染リスクは決して気持ちの問題だけではないということなのですよね。。

なので,ただ「自粛をやめよう!」と簡単に言える訳でもないのが悩ましいところです。


感染のリスクを最小化すべく全力を尽くす一方,ピークアウトした後も人生はまだまだ続いていくはずなのだから,より長期的なCOVID-19との付き合い方や,経済的リスクについて考えていかなければならないと思います。


それでは,また。

/ゴドー