こんばんは、ゴドーです。
帝国劇場にてミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」を観劇してきました。
まさかの一部公演中止により悪い意味で話題になった本作ですが、自分は千秋楽1日前と最終盤のチケットを取っていて助かりました。
僅かに気になるところはあったものの、全体的にとてもよくできた舞台でした!
原作が完結していることを活かして「黄金の精神」「ディオの世界」「泥と星の話」など先の部で出てくるキーワードを盛り込みつつ、また脚本の都合でカットになった人物のセリフも上手く料理していました。
また、演者それぞれの見せ場が必要という舞台的な都合もあるのかもしれませんが、エリナやジョースター卿、ダリオ・ブランドー(!)といった原作では出番が少なめのキャラにもスポットが当たっていたのは、補完としてもよかったです。
さらに、ジョナサンとディオのダブル主人公を原作以上に押し出した脚本になっており、ディオの人間性に対する描写がいっそう丁寧でしたし、「ファントムブラッド」という作品ひとつにまとめる上では最良の選択だったと思います。
久々の観劇体験でしたが、原作ファンということを差し引いても大満足でした!
それでは、また。
/ゴドー