こんばんは,ゴドーです。
Kindle Unlimited に入っているエラリー・クイーン『Yの悲劇』を読み返しました。
過去に読んだことがありましたが,詳細は忘れていたため,楽しく読み返すことが出来ました。
読み返すことで,改めて『Y』をオマージュした森博嗣先生の『ψの悲劇』の完成度を思い知らされました。
『Y』の展開をなぞりながらも,あれだけの独自の世界観を描き出していたのですね。。
ところで,Kindle 端末を入手したときから一応加入している Unlimited ですが,そろそろ解約しようかと思っています。
無料で読める本のなかで,読みたい本はほとんど契約時に読み切ってしまいましたし。
それに,なんとなくですが昔と比べて読みたい本が減ってしまったような。。
そもそも,無料で得られるコンテンツ自体が,僕はあまり好きではありません。
コンテンツにはその内容に応じた対価が支払われるべきだという気持ちがあります。
なので,古書や中古品を買うことは基本的にありません。
Kindle Unlimited の場合は,本来はお金を出して買おうと思っていたコンテンツが年会費だけで読めるということで,非常にお得だと思って加入していました。
しかし,いま Unlimited になっている本は,僕にとっては「無料でも読もうとは思わない本」がほとんどになってしまったんですよね。
そもそも,『Yの悲劇』のような古典が安く読めるのはまだ分かりますが,最近発売した本が無料で読めるとなると,その本の内容がタダにしないと読んでもらえないような内容なのかと疑ってしまいます。
まあ,そういった類の本は宣伝として,出版側が無料にしていることがほとんどだと思いますが。
あと,Kindle 本の売り上げランキングを見ると,Unlimited 対象本が上位を占めていることが多いのですが,僕にとってはランキングが正常に機能していないも同然で,非常に邪魔です。
ちゃんとしたコンテンツには(金銭とは限りませんが)正当な対価を払いたいし,それを求めないコンテンツは信頼できないというのが僕のスタンスです。
それでは,また。
/ゴドー