こんばんは,ゴドーです。
帰省して久しぶりに地元の友達に会うと,やれ痩せただの太っただの,体型の変化への言及が必ずあります。
毎日鏡で自分の姿を見ていても,なかなか細かい変化には気が付きませんが,久方ぶりに会う人にとっては,変化の積分が見えているので分かりやすいのでしょう。
他にも,以前会ったときからどんな変化があったかなど,差分を聞くことが多いですね。
ふと思ったことですが,人間が価値を感じるのは,何らかの変化や差分に対してのみなのかもしれませんね。
もともと人間の感覚器は変化に対して敏感にできているようです。
なので,バリューを感じるときには,そこにある種の変化があった可能性が高いのではないかと。
逆は必ずしも正しくなく,変化があるからといって価値もあるとは限りません。
変化は価値を生じるための必要条件ということですね。
プロトタイプモデリングやPoCの意義もここにあるといえるでしょうか。
新しいモノの価値を測るには,実際にそのモノを実装して何が変わったのかを測ればよい訳です。
モノの価値というのは,そのモノが生活やシステムに与えた変化を観測したとき,その観測値の解釈として生まれるものなのかも。
なんにせよ,まずは手を動かして状況を変えていくのが良さそうだというお話でした。
それでは,また。
/ゴドー