プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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WWシリーズが始まりました

こんばんは,ゴドーです。


僕は作家の森博嗣先生のファンです。

森先生の作品に出会ったのは15年くらい前に読んだ『すべてがFになる』でした。

以来,小説にエッセイに広がり続ける先生の著作を,全てではないものの,80%以上読み続けてきました。


この6月から,新たに「WW」シリーズと冠された小説シリーズが始まりました。

昨年で完結した『彼女は一人で歩くのか?』から始まるWシリーズと時代観的に近いようです。

もちろん世界観も共通しているようですが,世界観に関してはそもそも様々なシリーズ間で共用されていますからね。


すべてがFになる』から始まるS&Mシリーズは現代が舞台で,Wシリーズはかなり先の未来が舞台ですが,実は地続きの世界になっているというのが面白い。

もちろん,各シリーズ単体や,各小説単体でも十分楽しめるように作られています。

しかし,シリーズ間で繋がりがあるというのはマニア心をくすぐるし,何より沢山の著作がないと実現できなかった世界であるので,それを今楽しめているのは貴重だなあと感じるばかりです。


WWシリーズはWシリーズとタイトルのルールは似ていますが,表紙のスタイルは大きく変わりましたね。

Wシリーズの一作目が『彼女は一人で歩くのか?』だったのに対し,WWシリーズシリーズ一作目は『それでもデミアンは一人なのか?』と少し似ているのも気になります(たまたまかな?)。

Wシリーズの登場人物も出てくるようですが,主人公やヒロインも再登場するのでしょうか。

WWシリーズ完結は3~4年後になると思いますが,今からどんな展開になっていくのか,非常に楽しみですね。


それでは,また。

/ゴドー