こんばんは，ゴドーです。
今日は映画「天気の子」を観てきました。
「君の名は」で一層メジャーになった新海誠監督の最新作です。
相変わらず，美術が美しかったですね。
馴染みある都心の風景に，今作のテーマでもある天候の描写も美しかったです。
特に，物語終盤の天地反転したシーンがとても良かったかと。
ストーリーに関しては賛否両論あるようで。
確かに，それも分かるような気がしますね。
最序盤に『ライ麦畑でつかまえて』が何度か象徴的に登場します。
そのまま最後まで「ライ麦」だと面白くないし，興行的にもよろしくなさそうですが，そこは流石にでしたね。
要所要所の主人公の振る舞いは，正直認めがたいところが多かったです。
同情はしますが，やはり筋を通さない行動は好きではないし認め難いですね。
ただ，最後のオチはどちらかというと好きですね。
エゴイスティックだろうがなんだろうが，意志を突き通す姿勢は好きです。
今回の映画に関しては「ライ麦」で終わらなかったのはよかった。
もうちょっと何らかの演出が欲しかったようにも思いましたが。
劇中歌が流れるシーンはどれも好きでした。
個人的には，ここが映画の本体のようなつもりで楽しみにしています。
もうちょっと，前作のようなノリやすい雰囲気ならなおよかったかも。
前作のヒットで期待も大きかったと思いますが，ちゃんとヒットを続けたのは流石ですね。
次回作も楽しみにしています。
それでは，また。
/ゴドー
