こんばんは,ゴドーです。
週末はずっと雨降りで,溜まった洗濯物の処理に困ります。
部屋干しして暖房をかけていますが,果たしてどこまで乾くことか。。
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今に始まったことではありませんが,テレビで発信される情報は誤りを含むことがしばしば。
今日もダイエットに関して誤った情報が流されていたとのツイートを見かけました。
テレビ、間違ったダイエット情報を圧倒的拡散力で日本中に広めるの本当にやめてほしい。
— Testosterone (@badassceo) 2020年2月16日
偽情報でダイエット失敗して摂食障害になったりする子もいるので甘く見ないでほしい。 https://t.co/pvmtp1OWjT
どうしてこういう発信がなされてしまうのか,いくつか理由はありそうです。
まず,制作側に専門家が少ないであろうということ。
科学にせよ政治にせよ,プロフェッショナルの視点で番組構成をディレクションできる人材がいないということはありそうです。
次に,内容を検証するシステムがないであろうこと。
科学論文は査読というシステムで内容のチェックが行われますが,テレビ番組にはそれがない。
時々内容について後から謝罪していることがあり,それはそれで結構なのですが,誤った報道を見た人に必ずしも届いているわけではないので,やはり不確かな情報を流してしまった時点で問題なわけです。
あとは,そもそもエンタメ目的であり,情報の正確さを求めていないということでしょうか。
誤った報道を信じた人が不都合を被ったとしても,特に責任をとることを考えていないので,無責任な発信ができてしまうのですね。
画面に「科学的な根拠はありません」とか表示しておく方が誠実だと思いますが,エンタメ的にはNGなのかな(笑)
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不確かな報道に左右されない手っ取り早い方法は「テレビを観ない」ことだと思いますが,より積極的に対抗したいのであれば,スポンサーを調べて不買してみるのもよいかもしれません。
個人的な不買運動で報道の質が変化することは全くないでしょうが,世の中を変えたいと思ったら経済活動に結びつけるのは有効な手の一つ,というのはもっと共有されてよいアイデアではないかと。
それでは,また。
/ゴドー