こんばんは,ゴドーです。
最近,Qtを使ったアプリケーション開発に勤しんでします。
かなりライブラリの使い方が分かってきて,楽しくなってきました。
リファレンス・マニュアル類が使いやすくていいですね。
基本機能のサンプルプログラムも多く,なんとか使ってもらおうという意志を感じます。
個人的には慣れているC++で開発できるのも嬉しいところ。
以前,WPFを使って開発していたときはC#に戸惑った部分もありました。
基本的にどの言語でも書こうと思えば書けるんですが,言語ごとの”堅い書き方”をできるどうかは別問題。
運転できる人ならば,大抵の車は動かせるかもしれませんが,乗り慣れた車でないとスムーズな駐車は難しいでしょう。
なんでもそうですが,ライブラリには使い方の想定・王道パターンというものがあります。
それに反した使い方をしようとすると,途端に情報が少なく難しい。
まあ,幸いにして,今のところは例外的な使い方をする必要はなさそうです。
経験的には,実現したいパターンをライブラリがサポートしていないように見える場合,ライブラリの想定パターンが理解できていないだけということが多いです。
ライブラリを正しく使えば実現できるものを,その機能の存在を知らないがために,無理やり変な使い方をしようとしているみたいな。
こういう場合は具体的な関数名で調べたりするのではなく,もっと抽象的なレベルで実現したい機能について検索すべきですね。
「あ,そういう機能があったのね」と後から判明することは多々あります。
多くの人が共通して欲しい機能があるからライブラリ化されているわけで,自分の求める機能がライブラリに存在しないと断ずる前に,もう一度,その機能を見落としている可能性を疑うべきですね。
ところで,人間誰しも自分という存在は特別で,特殊ケースのように捉えがちかもしれません。
今考えている答えが特殊解ではなく一般解の一例だという発想は,問題を客観的に捉える上で有効かもですね。
それでは,また。
/ゴドー