プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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質疑応答の技術を向上させたい

こんばんは,ゴドーです。


企業研究者として,学生さん達からの質疑を受ける機会がありました。

対面でじっくり話をする場合に比べ,単発の質問を次々答えていくのは相当苦手。

上手く答えられなかったなーと思う場面がたくさんありました。

学会発表等,その場で受けた質問に答えていくケースは仕事の上でも避けられませんし,応答技術を育てていかなければ。


とりあえず今日の質疑応答を通じて感じた重要なポイントは,

  • 質問内容をメモする
  • 逆質問で質問の意図を確認

あたりでしょうか。


質問内容のメモは,答えるべき質問の内容を見失わないようにするためのもの。

回答を考えながら喋っていると,質問内容を忘れ,聞かれたことと違うことを答えていたりしかねません。

実際,他の人の質疑応答を聞いていると,質問と回答が食い違ったまま解決したみたく話が流れていく場合がしばしばありますね。

可能であれば,質問内容だけでなく,回答の方針までパッと書き出せるといいのですが,これは要練習でしょうか。


逆質問で質問の意図を確認するのも,質問内容をメモすることと根本は同じで,意思疎通をスムーズにするため。

相手の聞きたいポイントが不明瞭なとき,意図を推測しながら回答するのもひとつの手ではありますが,長々答えた結果が的外れだとしたら時間がもったいないです。

急がば回れの精神で,質問の意図がつかめないときは,まずは逆質問でポイントを具体化した方がよいでしょう。

パッと回答が思いつかない場合に,逆質問で時間を稼ぐこともできますし(笑)


質疑応答はコミュニケーション能力の一環ですが,決して生まれつきの才能ではなく,意識的に訓練することで身につけられる技術だと思っています。

今日は自分で感じたコツを書き残しましたが,また今度,方法論を広く調べてみようかと思っています。


それでは,また。

/ゴドー