プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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時には質問文に質問文を

こんばんは,ゴドーです。


質問文に質問文で答えるとテスト0点なのは周知の事実。

しかしながら,時には質問文で答えるのが有効かもしれません。

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荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険』より


「質問文返し」が最も有効なのは,質問の意図が不明瞭なときでしょう。

今日実際に周囲であったケースとして,「XXなYYってある?」という質問から始まる会話がありました。

えらくマニアックで答えづらいものを聞いていたので,尋ねられた側も困惑したまま会話が続き,ふんわりした雰囲気のまま終了。

結局「あるかもしれないけど,すぐには思いつかない」のような答えているようで答えになっていないような結論でした。


こういった微妙な質問をされたとき。

自分ならどう答えるかを考えていましたが,おそらくまず初めに「それを知ってどうしたいの?」と逆に質問したのではないかと。

一見して質問の意図が不明瞭でも,質問した当人にはその答えを知りたい理由がきっとあるはず。

その先の目的を共有することから始めれば,結果的に会話がよい方向に向かうでしょう。

よくよく質問した理由を聞いてみれば,質問に答えるまでもなく別の解法が見つかるかもしれませんし。


親切なひとほど,要領を得ない質問に対してもなんとか答えようとするのですが,ふと立ち止まって「そもそも」を確認するのも有効ではないかと思います。


それでは,また。

/ゴドー