こんばんは,ゴドーです。
質問文に質問文で答えるとテスト0点なのは周知の事実。
しかしながら,時には質問文で答えるのが有効かもしれません。
「質問文返し」が最も有効なのは,質問の意図が不明瞭なときでしょう。
今日実際に周囲であったケースとして,「XXなYYってある?」という質問から始まる会話がありました。
えらくマニアックで答えづらいものを聞いていたので,尋ねられた側も困惑したまま会話が続き,ふんわりした雰囲気のまま終了。
結局「あるかもしれないけど,すぐには思いつかない」のような答えているようで答えになっていないような結論でした。
こういった微妙な質問をされたとき。
自分ならどう答えるかを考えていましたが,おそらくまず初めに「それを知ってどうしたいの?」と逆に質問したのではないかと。
一見して質問の意図が不明瞭でも,質問した当人にはその答えを知りたい理由がきっとあるはず。
その先の目的を共有することから始めれば,結果的に会話がよい方向に向かうでしょう。
よくよく質問した理由を聞いてみれば,質問に答えるまでもなく別の解法が見つかるかもしれませんし。
親切なひとほど,要領を得ない質問に対してもなんとか答えようとするのですが,ふと立ち止まって「そもそも」を確認するのも有効ではないかと思います。
それでは,また。
/ゴドー