プロジェクション・フィルム(仮)

いろいろ考えたことを言語化して焼き付けておくためのブログ。話題は研究・身体・生活から些細な日記まで雑多に。ほぼ毎日21時更新です

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部屋の掃除と認知バイアス

こんばんは,ゴドーです。


今日は部屋の掃除をしました。

前々から捨てようと思っていたクッションや体重計などをゴミ袋に詰め込み,部屋の床面積を2畳分くらい広げることに成功。

僕の悪い浪費癖で,部屋の中には結局数回しか使わなかったアイテムがたくさんあります。

買った瞬間が嬉しさのピークになっており,長期的に見ると単なる浪費になっているのが非常に問題ですね。


部屋の整理について昔に読んだ「こんまり」さんの本では「キラキラするものだけ残す」方法が解説されていましたね。

先日の記事で紹介した認知バイアスからみる浪費防止の本と比べて,言葉は違いますが,これもつまり自分にとって大切なものだけを部屋に置きなさいということで共通しています。


バイアスに流されて失敗してしまう自分を攻めるのはいい方法とはいえません。

アドラー心理学を持ち出すまでもなく,自分にはアンコントローラブルなものを制御しようとするところから不幸は始まるものですから。

認知バイアスはむしろ,身長や視力のようなハードウェアとしての身体の特性だと考えた方がよさそうです。


視力が悪いなら眼鏡をつけるように,バイアスがあるならば技術でそれをカバーしていけばよいでしょう。

認知バイアスに対しては,リマインダアプリのような工学的な技術を使う他,バイアスの存在を認知するだけでも効果があるでしょうし,習慣づけで対処していくことも立派な技術といえそうです。


何度も大掃除しては散らかしを繰り返している自分。

再現性が非常に高い現象で,明らかに自分の脳の性質からくるものだと思われます。

不要なものを買ってしまう自分の認知バイアスをよく観察しながら過ごしていこうと思います。


それでは,また。

/ゴドー