こんばんは,ゴドーです。
作者の三浦建太郎先生が昨年急逝され,休載していた『ベルセルク』について,続きが執筆されるというニュースが話題になっています。
作画やストーリー構築の点で難しさがあるのかなと思っていましたが,作画については実力あるアシスタントの方がいらっしゃいますし,ストーリーについては三浦先生から生前に最後までの構想を伝えられていたという森先生が監修されるとのことで,故人の引き継ぎとしては最高の形ではないかと思います。
『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 https://t.co/XzJk3Wzra8 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/gz9TQLfs46
— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 7, 2022
『ベルセルク』というタイトルの重みを考えると,連載を引き継ぐという判断は相当プレッシャーのあるものだったと思います。
また,表現者として独自の解釈を出したくなる部分もあるであろうところ,三浦先生が生前に語っていた内容から逸脱せずに最後まで書き切るというのは,ある意味より過酷な道ではないかと。
自分の作品であればどこまで書き切るかは自分の自由で,ある種の妥協ができる部分ではありますが,ただでさえ故人から受け継いだ作品であることに加え,三浦先生がまさに命を削って描いていた『ベルセルク』という作品を受け継ぐというのは並大抵のことではありません。
森先生ならびにアシスタントの方々,ヤングアニマル編集部の覚悟に敬意を表すると同時に,『ベルセルク』という作品の最後の一コマまで心して付いていくつもりです。
それでは,また。
/ゴドー