こんばんは、ゴドーです。
『クオリアはどこからくるのか?』という本を読み始めました。
まだほんの序盤だけですが、「みなさんの『意識とは何か』という定義が、どんどんくつがえされて、新しく書き換えられていくことを目指します」という非常にワクワクする文章が出てきています。
確かに考えてみると意識は実に分からない存在です。
脳内や神経系においてある種の信号パターンが生まれた時に意識があると言えそうですが、それを感じている感覚というのは何なのか?
物事を認識できていると思う意識や、外界の事象に対する情動とは何なのでしょうか?
意識的に意識のことを考える、というメタかつ入れ子の構造になっていて、引用したように「意識とは何か」という定義からまずは難しいことに気付きます。
意識というものを特別に意識しなくとも生きていけるとしても、その正体が分からないままというのもなんだか収まりが悪く。
この本を読んで、少しでもこの収まり悪さが解消されるか、今から楽しみです。
それでは、また。
/ゴドー