こんばんは,ゴドーです。
今日はよく仕事が進んだので,いつもより長い時間,仕事場にいました。
新しいモデルの実装に着手したのですが,まずは頭の中で考えていることが妥当かどうか見ようと思って,道中の計算過程が全て終わったものとして,最後のところだけを実装してテストしました。
システム開発では,実装前に設計を決めてしまい,設計に従って具体的な実装を進めていくのが普通でしょう(実際にどうなっているのか,体験したことがないので分かりませんが)。
それに対し,数値実験用のプログラムは,研究が進みモデルが改良されるにつれて,当初の設計にはなかった要素が後からどんどん増えてきます。
なので,あまり初めから設計に時間をかけすぎない方がよろしいように思います。
むしろ,理論のコアになっている部分だけでも動くように,とにかく早く実装してみることが大切かもしれません。
コアの部分に大きな誤りがあれば,どんなに堅い実装ができていたとしても,プログラム自体が無為に帰す可能性がありますので。
とはいえ,最終的に結果をまとめるときまでには,コア部分を含めた全てのプログラムが正確に実装されている必要があります。
初めからあまりに雑な実装をしてしまうと,後のリファクタリングが大変という面もあるので,難しいところです。
とりあえず月末に初めの部分だけ着手することができて良かったです。
来月も引き続き,頑張っていきたいと思います。
それでは,また。
/ゴドー