こんばんは,ゴドーです。
今日は暖かくて散歩日和でした。
夕方は駅前のカフェに寄り,アイスカフェラテを飲みながら統計の勉強。
座席はほぼ満席で,辛うじてレジ近くの1人がけの席を確保できました。
そうやって座っていると,後から来た客に店員さんが「混雑しているので先に席の確認を」と毎回アナウンスしていました。
言われた客はまず店内に入っていき,座席が見つかったら戻ってきて注文をします。
見ていると,2人に1人は諦めてそのまま退店していましたね。
ずっと見ていて思うに,こういうのってテクノロジーでどうにかできないかなあと。
防犯カメラの映像から人検知を行って,空いている座席数を店頭に表示できたら素晴らしいですね。
単純に人数を数えるだけでは残席数は求められません*1。
どの場所が座席なのかであったり,1つのテーブルが2人がけ用になっているなどの運用データを合わせて計算する必要があります。
また,単純な人検知だけでは不十分です。
例えば座席に荷物を置いて会計中だったり,トイレに行っているなど,人がいなくても座席が占められている可能性があります。
ということは,椅子に置かれたバッグやテーブル上のカップなどから,その席が本当に空いているかどうか判定する必要がありますね。
技術的に全く簡単ではないと思いますが,こういったスマートカフェをどこかで実証実験してみてほしいです。
プライバシーの問題もありますが,上手くいけば利用者側にもメリットがあるので,納得されやすいのではないでしょうか。
…まあ店舗があまり広くないならば,店頭に防犯カメラの映像を出しておくだけで十分かもしれませんが。
実際にそういうお店も見かけますし,コスト安かもしれません。
「技術的にできる/できない」以前に,実施する意味があるのかどうかという点では,見合わないのかな~。
でも,将来的には実現してほしいですね。
せっかくカフェに行っても満員で追い返されるのは悲しいですし,予め残席数が分かっているとありがたい。
リアルタイムで残席数が分かるようになれば,あらゆるカフェやレストランの座席を予めブッキングしておけるようになるかもしれませんし。
カフェやレストランがもう1段レベルアップするためには,やっぱり店内状況を映像などからセンシングできるようになる必要があると思います。
カフェラテを飲みながら,つらつらとそんなことを考えていました。
それでは,また。
/ゴドー
*1:例えば,2人がけを1人で使っている場合があります。