こんばんは,ゴドーです。
図書館で新しい本を借りてきました。
タイトルは『その問題,数理モデルが解決します』。
大学生同士の会話調で,社会現象の数理モデル化について説明している本ですね。
- 作者: 浜田宏
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2018/12/12
- メディア: 単行本
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まだ序盤ですが,面白い話があったのでメモ。
なぜやらなければならないことを先延ばしにしてしまうのかを説明する数理モデルが紹介されていました。
元は心理学者のSteel Piersのモデルだそうで。
モデルの"正しさ”はさておき。
ひとたび数式に落とせば,そこから意味を読み取ることができます。
このモデルに従うと,やる気を出すためには,
- 達成に伴う価値を高める
- (他のことに目移りする)衝動性を下げる
- 締め切りまでの時間を短くする
などの方法がよいことが分かりますね。
具体的には,目標達成時のご褒美を設定して価値を高めるとか,目移りしそうな漫画やスマートフォンを視界に入らなくするとか,締め切りを明確に設定するとかでしょうか。
気がつけば,出さなければならないメールや,語学の勉強など,課題が溜まっています。
これらを片付けてしまうために,ご褒美としてハーゲンダッツを買ってきました。
操るのも操られるのも自分と,少し奇妙な構図ですが,上手くコントロールしていく必要がありそうです。
それでは,また。
/ゴドー