こんばんは,ゴドーです。
高等学校における情報科目について,文科省が出している情報Ⅱの教員研修教材を見ました。
教員向け教材ということで,この全てを授業で実施する訳ではないでしょうが,なかなか濃い内容になっていますね。
例えば第4章「情報システムとプログラミング」では,デバッグの手順が書いてあります。
データ収集や逐次実行でバグを絞り込む方法や,単体テストの実施にまで言及してありますね。
プログラミングでひとつのシステムを作り上げるまでの流れが教科書としてまとめられています。
自分の高校時代を振り返ってみると,レベルの落差に愕然としますね。
そもそも情報系の教員がいなかった可能性がありますが,Wordでレポートを作成する程度の課題のみでした。
今の高校生はデータ分析や機械学習まで学習するチャンスがあるようで,データサイエンティストを育成しようという気概を感じます。
文科省が出した高校新学習指導要領の「情報II」の教員研修用教材,結構なボリュームで,データサイエンスの部分はpython実装で,scikit-learnやニューラルネットを試したりkaggleの導入に触れたり,なかなかガチな内容になっているhttps://t.co/Mim38wnqzb
— えるエル (@learn_learning3) 2020年6月23日
勾配降下法の図(画像2枚目)は新発想すぎて面白い pic.twitter.com/Aa0HWlGNWv
新指導要領になっても,直ちにこの全国全ての高校でこの内容が実施できるわけではないでしょうが,最大ここまで教えられるという枠が広がったことで,全体としてのレベルが上がることが期待できます。
自分も負けずに勉強しないと,今の子たちに笑われてしまいますね,がんばろう。
それでは,また。
/ゴドー